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| いちご狩りは本来、夏には行わないそうだ。秋口に九州から北上してくるのが一般的らしい(北海道は5月・6月)。そんな中、旭川に戻ってくる帰省客をターゲットにこのいちご狩りを企画した。テーマは一期一会。そのコンセプトだからかどうかは定かではないが、いちごをの甘酸っぱい味を体に染み込ませることで、遠い本州にいても旭川を思いだせるようにという裏テーマが何度も足を運ぶ人気の秘密だ。 久保さんのいちごは一切農薬を使用せずに作っている。農薬を使用すると虫がつかなくなるが、これは自然なことではないのだと熱っぽく話してくれた。自然に生きる者同士、誰かの都合で独り善がりは自然のバランスを崩す。ここにも久保さんのこだわりが伺える。 また、水洗いが一般的だが、これも大間違い。いちごの表面のビタミンも洗い落としてしまい、折角の自然の味が薄れてしまうとのこと。これも無農薬ならではである。 今では、旭川からの若い学生グループ、特にアベックや家族連れが週末を中心に久保農園を訪れる。普段、札幌に住んでいるといちごがいつの季節かなんて考えたこともなかったし、必要ないことだった。いちごがどうと言うのではなく、身の回りのことに目を向けることの大事さ、"自然"に対する体の感覚は研いでおかなければと感じた。 よく、"こだわり"が大切だとか、この文中にも"こだわり"を使っているが、本来"あたりまえ"なことが今、あたりまえでなくなり、結果"こだわり"と呼ばれ、特異なこととして世間でも注目を集めることが多いのかなと思った。"あたりまえ"の難しさ。"自然体"、よく聞く言葉だが、久保さんにお話を伺っていると自然と口を突く。久保宣夫さん。自然から発する大地のメッセージだった。 |
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| 文責 石澤 ゆか(YOSAKOIソーラン祭り学生実行委員会) |
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